〒062-0021 札幌市豊平区月寒西1条10丁目3番30号

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消化器内科

消化器内科は、食道、胃、小腸、大腸とそれに連なるだ液腺や肝臓、すい臓、胆のうなど広い領域の病気を扱う科です。
消化器内科を受診される方は、無症状から、腹痛、吐血、下血、だるさ、食欲不振、貧血、やせ、黄疸など幅広い症状の方がおられます。消化器内科の病気だと思わず、身体の調子が悪くて内科を受診される方の半数以上が、自覚はないものの、消化器の病気であることがあります。

消化器領域では様々ながんが発生し、日本人のがんの約60%を占めます。早期がんであれば外科手術をせずに内視鏡治療で治せることが多く、早期発見することが重要です。
当院では、鼻から入れる胃カメラ(経鼻内視鏡)の導入など、苦痛の少ない検査を目指して様々な工夫をしています。「カメラはつらいので受けたくない」と思い込んでおられる方は是非とも一度ご相談下さい。

また、 大腸がんの早期発見に有効な大腸内視鏡検査も行っております。

こんな症状でお困りの方へ

消化器の病気は、胃の痛み、胸の痛み、胸やけ、呑酸(どんさん)、げっぷ、のどのつかえ、のどの違和感、胃のもたれ、膨満感、食欲不振、おう吐、腹痛、便秘、下痢、下血など、実にさまざまな症状で発症します。このような症状は消化器以外の原因で起こることもあり、内視鏡検査、超音波検査、CT検査やMRI検査などの様々な検査を含めて総合的に判断する必要があります。また、悪性腫瘍では発見が遅れることが生命予後に影響する場合があり、気になる症状がある場合は自己判断で経過観察せず、まずは病院に受診しご相談下さい。

主な疾患

具体的な疾患としては、食道癌、胃癌、大腸癌などの悪性腫瘍、粘膜下腫瘍やポリープなどの良性腫瘍、逆流性食道炎、急性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、急性腸炎、出血性大腸炎、虚血性腸炎、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性疾患や食道アカラシア、腸閉塞、便秘症、過敏性腸症候群などの機能異常症が該当します。

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